浴槽の下はどうやら洗えるらしい。浴槽手前のエプロンを外してみた。そして何もせずそのまま装着した。これぞ GTD。
金魚の水槽を風呂場で洗っているとき,排水口が汚れで目詰まりすると,浴槽の下に水が流れこんでいくことが分かった。水がはけると,浴槽の下から汚れと一緒に水が出てくる。排水口のところから浴槽の下に目がけてシャワーで水をかけると,どんどん汚れが出てくる。
これはマンションタイプの浴室によくある「ユニットタイプ」の場合である。前々から気にはなっていたのだが,浴槽の下側は水がたまるようになっていて,しかも頑張れば洗えるらしい。検索してみると,外して洗っている人が沢山いることが分かった (浴槽 エプロン 外し方 - Google 検索)。
構造としては上の図のようになっている。マンションによくある洗濯機置場のように,水を受けるために皿状になっており (「床パン」と呼ぶらしい),その上に浴槽が乗っているという形になる。床パンには水がたまることが想定されていて,当然のように水は流れこみ,同時に汚れも流れこむ。汚れは水のように完全には流れ出さないので,徐々に溜まっていくことになるのだ。
浴槽手前のエプロンは,引き戸を外すのと同様の手順で,上に持ち上げて下側を手前に引き出すことで外すことができる (【浴室お風呂の浴槽エプロンパネルの取り外し方】)。上の図にもその部分の構造を描いた。
外してみた。今回は浴槽に水が入っている状態で外したが,入っていない方が水の重みがない分,楽に外せる。下には茶色い汚れがビッシリと見える。
そして,そのまま何もせずにエプロンを装着した。これぞ GTD (Getting Things Done) である。「何もしなかった」のではなく「エプロンを外す作業を行い,構造を把握し,再度エプロンを装着するまでの一連の工程を『完了した』」のである。
どんな仕事でも完了させるというのは気分がいいね!
この完了作業は,別名「後片付け」とも言う。そして「浴槽の下を洗う」という課題が新たに発生した。以上だ。
2011年6月29日追記:
「浴槽の下を洗う」をやりました (nlog(n): エプロンを外して浴槽下部を清掃)。
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