NHK ラジオ第2放送の「みんなのうた」で「空と海の子守歌」が放送されている。1977年の初回放送以来,初めての再放送だそうだ。放送は11月末で終わってしまう。気がつくのが遅めでヒヤヒヤだが,まだ聴くチャンスはある。
現在みんなのうたの枠で,堺正章の歌う「空と海の子守歌」が放送されている。今回がはじめての再放送だそうだ (びっくり国道09号 みんなのうた2010年10〜11月放送楽曲)。2010年10月と11月限定のプログラムで,放送曜日は NHK ラジオ第2放送の水曜日と土曜日である。
『空と海の子守歌』
(初回放送:1977年10月・11月)
うた:堺 正章
作詞:別役 実
作曲:池辺 晋一郎
アニメーション:大井 文雄
作詞は別役実で,空,海,山,太郎さん,花子さんが次々と眠っていくというもの。アニメーションは大井文雄の作品で,静止画の連続になっており,シュールな仕上がりである (スリー・ディ:空と海の子守唄)。このアニメーションを見ながら歌を聞くと,単純な構成の歌詞が実はシュールであることに気がつき,眠れなくなったものである。子守歌なのに。
「空と海の子守歌」は合唱曲集「六つの子守歌」の1つで (池辺晋一郎 - Wikipedia),「風の子守歌」,「空と海の子守歌」,「いつもの子守歌」,「思い出の子守歌」,「おさかなの子守歌」,「眠っちゃいけない子守歌」で構成されている (六つの子守歌)。現在は合唱曲となっているが,もともとは独唱曲で,音楽雑誌の6か月連載企画で発表されたものだそうだ (一風斎の趣味的生活/もっと音楽を!:特集「海の音楽」その10★ 池辺晋一郎『六つの子守歌』 - livedoor Blog(ブログ))。みんなのうたでは他に「風の子守歌」が岸部シローの歌で放送された。
今回の放送はラジオのみでアニメーションが見られないのが残念である。大井文雄アニメーションの作品はどれも素晴らしいのでまたの再放送に期待したい (スリー・ディ:アニメーションとCG制作:1975年から1980年のお仕事)。
2010年10月と11月の放送日と時間は次のとおり。
水曜日 23:30〜23:35
土曜日 22:55〜23:00
放送時間はNHKネットクラブ 番組表ウオッチ!から検索ができる。注意点としては「初期状態ではラジオにチェックが入っていない」ということである。ラジオにチェックしてから検索ボタンを押す必要がある。
これは絶対に録音しなければと思い,押入れの奥にしまいこんであったラジオチューナーを引っ張り出してきた。チューナーは Sansui Quartz PLL Synthesizer Tuner T-919 という,懐かしき山水製である。山水はメーカーとしての活動は行ってはいないものの,会社としては存続しているそうだ (山水電気 - Wikipedia)。このチューナーは AM 受信用に小さなループアンテナがついており,そのおかげで感度がよい。
問題は録音機材である。タイマーがセットできる録音機材で手持ちのものは,ビデオデッキとDVDレコーダーなので,DVD レコーダーに決定。外部入力端子にラジオの出力を接続した。
実は先週に一度トライしたのだが,あえなく失敗。原因は DVD レコーダーのハードディスクが 100 % になっていたからだった。ハードディスクに空きを作り,録画タイマーのテストも完了。放送は11月末までなのでチャンスは今日を含めてあと4回だ。
2010年11月17日追記: 録音に成功しました。次回の再放送では映像があるといいなと思ったり。
Posted by n at 2010-11-16 23:15 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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