今年は軽い風邪だけで済むかと思っていたら,ウイルス性胃腸炎にもなってしまい,同時多発,いや同時二発でノックアウトされた。
すでに病気ログとしても機能しているこのブログ (笑)。「去年キビシカッタときはどんなだっけな?」と思ってブログを見るという習慣になっている。ログを残す意味はあるが,そのログを公開する意味についてはまったくもって不明であるが,それはそれ。今までの風邪履歴は 2003年5月,2004年6月,2006年10月,2009年10月。1年か1年半の周期でダウンしている。
今回はダウンの予定ではなかったのだが,ダブルパンチによりダウンとあいなった。
「頭痛があり,少し寒気がする。風邪キタコレ?」と思ったのが先週の日曜日12月12日。乾いた咳が出始めたのが12月15日,咳が止まらなくなったのが12月16日,医師の診察を受けたのが12月17日である。咳の症状は順調に (?) 悪化していったが,熱はなく,咽喉と気管支の炎症という診断を受け,処方薬で復調する予定だった。
予定通りではなくなった原因の予兆は12月16日。次女が未明に嘔吐した。そして長女が12月19日の未明から明け方にかけて5回嘔吐。そして20日は私の番となったのである。
最初に悪化した次女の症状からウイルス性胃腸炎らしいことが分かった。14日の外出で感染してきた模様 (サティか公民館が怪しい)。気をつけないと家族中で回るぞと思って,手洗い嗽{うがい}を念入りにしていたのだが,家族で回った。妻は次亜塩素酸ナトリウム (略して「ハイター」) で手を消毒していたため,感染を免れた。
医師の言によると,「ウイルス性胃腸炎には,有効な抗ウイルス薬はないが,ウイルスが体外に出てしまえば治る」とのこと (胃腸炎 - Wikipedia)。咳などによる感染はほとんどなく,感染するのは吐瀉物や便を処理したときなどで,手に残ったウイルスが口から入るためである。どこかに残った吐瀉物が乾燥して空気感染することもあるが,可能性は低くなるとのこと。今回はノロウイルスではなかったが,対処法や予防法はノロウイルスの場合と同じである (ノロウイルス - Wikipedia)。
今回のウイルス性胃腸炎の症状は次の通り。子どもにも同じ症状が見られた。
子どもの場合は突然嘔吐していまうが,大人の場合は予兆があるので準備できる。夜中に「胸がムカムカする」ので,洗面器を枕元に用意する余裕はあるのだ。そして噴射が来るまでじっと待つ。私の場合は準備から3時間後に来た。その後にジワジワと微熱が出る。一発で効く治療法はなく,結局,20日と21日の2日間の絶食となった。医師も「効く薬はないので,弱い胃腸薬をだしておきます」と言っていた。22日の朝食は味噌汁の汁のみ,昼はレトルトお粥。夕方になって猛烈にお腹がすいてきて驚いた。夕食はうどんにした。これで完治だろう。
かかりつけ医のところにはウイルスの迅速検査キットがなく「検査するとすれば,検便による業者検査となり結果は1週間後,しかも保険はきかない」とのことで,ノロウイルスでもないようなのでウイルスの特定はしなかった。
子どもがいる家庭では,ウイルス性胃腸炎の感染はある程度仕方がないもののようだ。毎年かかる人もいるし,一冬に繰り返しかかる人もいるという。やはり石鹸手洗いの後に消毒するしかないのか。しかし消毒液につけると手がガビガビになってしまうんだよなぁ。それが問題。
2011年7月27日追記:
またウイルス性胃腸炎になりました (nlog(n): 下痢になったら薬は経口補水液で)。
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