タレが付属していない納豆のパッケージに前向きな姿勢を見た。
スーパーマーケットで売られている納豆には,普通タレとからしがついている。最近では,より価格を安くするためか,タレとからしがついていないものがある。
これは納豆名人という製品 (納豆名人極小粒ミニ3(関東その他)| 株式会社ヤマダフーズ)。パッケージには,はっきりと「タレとからしはついておりません」と書いてある。ついていないのがあとで分かっても困るので,こういうことは見やすいように書いてくれるのはいいことだ。
私が驚いたのは,味付けの提案があったことである。
味付けいろいろ
お好みの味付け&薬味でどうぞ!
「なめ茸おろし」「ゆかり・漬物」「三色漬物」「おかか豆腐・卵」
タレをつけないことを,「すみません,コスト削減のため添付しておりません」などとネガティブに書いていない。もちろん「価格を安くするための戦略です」とも書くわけがない。すごいと思ったのは,タレをつけないこと,それを逆にポジティブなメッセージとして謳っているということである。「タレがついていないからこそ,いろいろな味付けが楽しめますよ」と言っているのである。
これなら納得せざるを得ない。
唯一の弱点は,タレがついていてもお好みの味付けはできてしまうということである。しかし,この食品会社は言うだろう,「ついていないからこそ,生まれる発想もあるんです」と。電力が少なければ,いろいろ工夫するのと同じである。いくらでも使えていたときには思いつかなかったような発想が出てくることもあるのだ。
補足: このネタは,写真の賞味期限を見れば分かる通り,去年書こうと思っていたことである。1年というのは温め過ぎである。何としても年が明ける前にポストしてしまいたかったのであった。
Posted by n at 2011-12-27 14:47 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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