先週の日曜日,ふじみ野市で開催された第7回新春ロードレース大会に参加した。距離は 5 km だったが,もうヨレヨレ。
先週の日曜日,2012年1月15日,ふじみ野市主催の第7回新春ロードレース大会に参加してきた (第7回新春ロードレース大会)。
参加費は,市の主催だけに格安で400円。申込締切は2011年12月9日で,この企画があることを気がついたのが当日,申し込みも当日ということで,ぎりぎり間に合った。私が最後かと思ったが,大会当日にゼッケンナンバーを確認すると,私の後にもまだ何人か申し込んだ人がいたようだった。このような企画に参加するのは今回が初めてである。
コースは,ふじみ野市役所と上野台小学校の間の道路をスタートとゴールとして,新河岸川に沿うような沿わないような道を行き,大杉神社で折り返してくる 5 km のものである。
毎日のジョギング (nlog(n): 多少の疑問を感じつつもジョギングなう) の成果を試すチャンスだとばかりに大会に臨んだのだが,ジョギングとレースとは大違いだった。
一般男子の部は 10:45 に出場選手のコールがある。コールとはすなわち「点呼」のことである。これが受付の代わりとなる。いいタイムを出すには最前列が有利。申し込み順に並ぶので,最初に申し込むと先頭のポジションがとれるが,そのまま一列に後ろに並んで行くのではなく適当な人数のところで切って複数の列とするので,途中の人が偶然にも先頭になることがある。申し込みが最終の場合はいずれにしても最後列となる。スタートの予定は 11:00 で,ほぼその通りの時刻でスタートした。
ピストルの合図に合わせて走りだすと,「ザッザッ,バラバラ」という靴音が響く。靴音が集まると,それはもう靴音には聞こえない。ちょうどカイコ蛾の幼虫の,桑の葉を食べる音が雨音に聞こえるように聞こえるのと同じである。大勢の人たちの中に混じって走るのはちょっとした感動がある。レースでなければ,それぞれの人がそれぞれ自分のコースを走っている。そういう別の足を持った人たちが,今日だけは同じ方向を向いて一斉に走っているのだ。集団の中にいるという連帯感と,頼りになるのは自分の足だけという孤独感を同時に味わうことができる。
走りだしてから,自分と同じような速度の人をペースメーカにしようかと探してみたが,実際に走ってみると自分のペースは自分が一番知っていて,下手に他人に合わせるとかえって疲労してしまうことが分かった。それにしても 5 km は長い。大したことはないだろうと思っていたが,実際に走ってみると長く感じるものだ。
結果は,23分超えで,後ろから数えた方が早いという順位であった。今回は完走を目標にしたが,走り終えてしまえば,次回はタイムのことを考えてもいいかもしれないと思った。ゴールしたところをビデオに撮ってもらって見てみたが,自分が思っていた以上にヨレヨレでワラッタ。
タイムの速報は,大会本部のある市役所の駐車場に順次貼り出されるのだが,翌水曜日に市のホームページに掲載されるということだったので (第7回新春ロードレース大会の結果),確認せずに帰ることにした。配布物の中にタイム未記入の「完走証」が入っており,「記録は自分で書いてくれ」だそうだ。
参加賞は靴袋だった。使い道がないのが難点だが,記念にはなった。あの参加費で,交通規制をしてくれて,タイムを正確に測ってくれて,参加賞までくれるというのは,なかなかに嬉しい企画である。来年も参加してみたい。
2013年1月22日追記:
2013年は参加しませんでした (nlog(n): 咳でロードレースの参加はとりやめ)。
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