実は,先々週,肋骨をバキッとやってしまって,寝返りを打つたびに悶絶するということになっているのだった。回復してきてはいる。
いや〜,まいった。すでに「病気・怪我ログ」と化している当ブログであるが,今回はこれに漏れず「怪我ログ」である。リアルな脆弱性をフルオープンにしてしまっている。これぞ「リア脆」。簡単にエクスプロイトコードを書かれてしまいそうだが,「弱点をさらけ出すことこそが自分の強み」というウソ・ドラッカーを引用するにとどめよう。
あれは先々週の金曜日,飲み会でビールを飲んでいると,安いが出どころのよく分からないラム酒が手に入ったというので,ビールに注ぎ足して飲むことにした。ラム酒は甘いので,ビールも少し甘くなって「これはイケる」とクイクイ飲んでいた。
尿意をもよおしたので,用をたしてトイレを出たあと,気がつくと左頬に冷たさを感じた。顔が廊下の床が張りついていたのである。しばらく気を失って倒れていたらしい。「これか,これがあの,女性に飲ませて足腰立たなくするカクテルってのは!」と妙に納得。今回のターゲットは目当ての女性ではなくて自分だったので,オウンゴール的な何かである。
気が動転したまま家にたどり着いたが,考えてみればよく帰ってこられてたという気もする。風呂に入って寝床にもぐりこんでみると,寝返りが打てねぇ! ということに気づいた。仰向け→左向き→仰向け→右向きのように体勢を変えるたびに背中の肋骨付近に激痛が走る。そして一旦寝てしまうと,起き上がれない。起きてしまえば平気なのだが,そうするとまた寝るのが一苦労。いずれにしても体勢を変えるのが「痛たたた」なのである。行く末は「寝たきり老人」か,はたまた「起きたきり老人」か。4年前の悪夢が蘇ってきた (nlog(n): 頚椎ヘルニアその後)。
翌日,行きつけの医者にレントゲンを撮ってもらったが,「折れてはなさそう」とのこと。「本当かよ! こんなに痛いのに!?」そして,湿布と鎮痛剤を処方してもらった。「これって自然治癒を待つということですか?」と聞くと,
折れていても自然治癒,ヒビが入っていても自然治癒です。2週間くらいは痛いでしょう。笑ったり,風邪をひいて咳をしたりすると響くはずなので注意してください。
とのことだった。現在1週間と半。寝返りのたびに,一晩で10回くらい目が覚めてしまうというひどい状態だったのは最初の2日くらい。その後,徐々に回復し,1週間経つと3回くらいになり,現在は「痛でっ」というのが冗談ぽく言えるようになってきている。風邪はひいていないが,くしゃみをするとかなり響く。…回復のしかたや注意点まで,実に医者の言ったとおりなのが悔しいぜ。
職場には何ごともなかったように出勤し,あえて公言していないがやれている。このままいけそうだ。
Posted by n at 2012-11-20 22:48 | Edit | Comments (2) | Trackback(0)
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OH!
Posted by: yanagi at November 21, 2012 21:22お互いよい歳なんですから。。。
しばらく辛いでしょうけど、お大事にしてください。
yanagi さん
Posted by: n at November 22, 2012 04:12ですよね〜。自重します。