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HardwarePhoto 洗濯機 AW-70DL 購入そして据付説明書はどこへ

東芝の全自動洗濯機 AW-70DL を購入した。しかし「据付説明書」をもらい忘れて凹んだ。

■ ■ ■

はじめに

洗濯機の話題の続き。我が家の洗濯機 Toshiba AW-C50G を購入したのは1999年の年末だった。頑張れば分解清掃ができるというとてもよい機種だったが (nlog(n): 洗濯機の分解清掃は最終回をむかえた),調子に乗ってやっていたらとうとう壊れてしまった (nlog(n): 洗濯機がなんと単機能の脱水機に変身)。そこで洗濯機を新しく購入することにした。

要件

洗濯機購入にあたっての妻からの要件は次の3点。

  • 今までのもの (5 kg) より大きいもの (7 kg か 8 kg)
  • 途中でフタを開けられること
  • 洗い・すすぎ・脱水が単独で指定できること

この「途中でフタを開けられること」というのは,洗い工程の途中で洗濯物を追加したいときがあるからだとのことだった。実家で使っている日立製の洗濯機は,一旦スタートすると「閉まっちゃって途中で開けられないのよね〜」ということで使い勝手が悪いということを聞いているというのもある。しかし,家電量販店でこの点について聞いてみたところ,どのメーカーの製品でも,大抵は「一時停止」ボタンを押せば,ロックは解除されてフタは開けられるということだった。今度試してもらおうと思っている。

私からの希望は次の1点だけである。

  • 分解清掃ができそうなこと (笑)

「まだ懲りないのかよ〜」という感じではあるが,数年使ってまたカビカビしてきたら何とかしなければならなくなる。我慢するか,洗剤清掃だけで凌ぐか,分解清掃をするかである。何年も使うモノはメンテナンスしやすいものの方が断然いいのだ。このあたりのことをメーカーも考えて設計してくれればいいのだが,それほど売れそうな謳い文句にならない。これを売り文句にしようとすると「ロボット機能で自動洗浄」などという余分な機能をつけることになり,かえって構造が複雑になりそうで,それはそれで嬉しくない。難しい問題のように見えるが,要は「構造を簡単にしてくれ」というだけなのだ。

検討と決定

まずはネット上の声

価格.comAmazon.co.jp のレビューを見て当たりをつける。レビューはやらせの可能性もあるが,その辺りを割り引いて考えれば,ある程度は参考になる。洗濯機の型としては,従来からある縦型と,最近流行りのドラム型がある。ドラム型は乾燥機がついているが脱水ができないという欠点がある。インバータ搭載モデルは音が静からしい。

家電量販店の店員にきく

縦型の 7 kg か 8 kg にターゲットを決めて,家電量販店に出かけた。店員に聞いてみると,インバータ搭載モデルはパルセータをモーターが直接回すダイレクトドライブ方式で,インバータでないものはベルトドライブになるとのことだった。

実際にフタを開けて,構造が単純そうなもので,パルセータが外せそうなもの (笑) となると,東芝製が有力候補となった。AW-70DL と AW-70VL は乾燥機能がついているかどうかの違い。

決定

残るは価格である。年末は 59800 円だった AW-70DL が,新春セールで 49800 円になるというのでこれに決定。7 kg 用である。8 kg 洗いの AW-80DL は,ボディーの大きさが AW-70DL と同じなのに沢山洗えていいのだが,79800 円までしか値引きできないというので残念ながら次点となった。この機種は2012年9月に発売になったばかりなので,値段がこなれていない。1つ前の機種は3万円台になっていたので,これもその程度の価格にはなるだろう。旧製品も候補に上がったが,中を覗いて見たところパルセータが外せそうになかったので除外した。通販のサイトでは,AW-70DL は 49800 円よりも安いところがあるのだが,在庫なしで取り寄せとなっていて,「待ったなし」の現状を考えると即決するのが最良の選択であった。

購入した AW-70DL (W) は「DD インバータ搭載」でパルセータをモーターが直接回すダイレクトドライブ方式である。「(W)」は色の表示で,ピュアホワイトの意味だそうだ (全自動洗濯機 AW-70DL)。

購入したのは近所のコジマ電気である。他にかかった費用は,古い洗濯機のリサイクル費用 2500 円 (税別) と 配送料 500 円 (税別) だった。

配送と搬入

東芝 AW-70DL
東芝 AW-70DL


配送は1月4日だった。10分程度であっという間に設置が完了した。

給水している様子
給水している様子


給水している様子。単に穴が空いていてそれぞれから水が出ているだけだが,今までは一箇所から出ているものだったので,これだけでも何処か新鮮。

風呂水ホース
風呂水ホース


風呂の残り湯をポンプで吸い上げて給水できるようになっている。風呂水は,最初だけ使うか,すすぎにも使うかを選択することができる。ただ,風呂水の吸い上げには時間がかかり (「3分かかります」と書いてある),最初にの洗いに使うだけなら,どこかよく知らないメーカー製の単体の風呂水ポンプの方が性能としてはよい。ホースの長さは 4 m ある。ホースの先はどうしても浮き上がってきてしまうので,風呂のフタなどで押さえる必要がある。


最近の洗濯機は水準器までついている。確かに,水準器は100円ショップでも買えるとはいうものの,洗濯機の上面は傾斜しているので「洗濯機としての水平」が分からないという問題がある。洗濯機本体についていれば,この問題はないということで,便利である。

しかし,よく見てみれば,水準器の気泡が中心に来ていないではないか。配達の人は10分で足早に去っていったが,よく確認して,水平に設置していってもらえばよかった(´・ω・`)

エアコンのときもそうだったけど,設置の人はサッサか行っちゃうんだよね〜 (nlog(n): あのエアコン取付工事は手抜きだったのか疑惑)。

据付説明書

後で調べてみると,「据付説明書」なるものが (設置人は置いていかなかったが) あるらしい。取扱説明書に「据え付けについては据付説明書をご覧ください」と書いてある。東芝も「2011年度に洗濯機の据付説明書が日本マニュアルコンテストで受賞した」と言って自慢している (お客様への対応・サポートとお客様の声の反映:東芝 CSR(企業の社会的責任))。しかし,自慢しているのにも関わらず,東芝 総合お客様サポート から探せない。ラッキーなことに Google 先生は知っているので (東芝洗濯機 据付説明書 - Google 検索) 直接 PDF をダウンロードした。東芝の洗濯機全般用らしい。表紙には

この据付説明書は据え付け終了後、お客様にお渡しください。

と大きく書いてある。置いていけよ〜!

説明書を読むと,気泡が十字線の両方にかかっている場合は調整不要とのこと。ということはギリギリ大丈夫だ。気泡が中心になるようにできないか頑張ってみたが,洗濯機を傾けて作業するのは大変で,しかも「調整脚」の可動範囲が狭く,途中で断念した (´・ω・`)ガッカリ…

おわりに

AW-70DL (W) は新製品のため値段がこなれていないが,新春セールで安くなったのはラッキーだった。この洗濯機もまた10年以上使いたいものだ。

設置時には「取扱説明書」だけでなく「据付説明書」もらうことを忘れずに。設置する人は「あたかも逃げるかのように」帰ろうとするので,引き止めて,水平にするのが配送の範囲内かを聞き,範囲内だったらやってもらおう。

Posted by n at 2013-01-09 23:00 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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