パンにカレーとチーズを乗せて焼いた後,青紫蘇を振りかけてみたら,予想以上に美味しかった。組合せは足し算以上の結果になることがある。
残り物で昼ごはん。
食パンに残った子ども用のカレーをかけて,その上にスライスチーズを乗せてグリルで焼く。味がボンヤリしているので,大葉を刻んで振りかけたところ,思いの外これが美味しかった。
大葉というのは青紫蘇{あおじそ}のことである (シソ - Wikipedia)。呼び方としては「大葉」よりも「青ジソ」の方がピンとくる。
子どもは大葉だけだと「からい」と言って食べないが,これは大丈夫だった。大葉のクセがまったくなく,チーズのしつこさをサラリと流してくれるような感じで,風味豊かにしてくれるのである。洋食なら,バジルを使うところなのだろう。
盛り付け例があまり美味しそうに見えないところが問題だが,本当にお勧めできる。
今回は「パン・甘口カレー・チーズ・大葉」の組合せだったが,大葉が何の美味しさを一番引き出しているのかについては試すことができなかった。「甘口カレー・大葉」がよかったのか「チーズ・大葉」の組合せだったのか,それとも「甘口カレー・チーズ・大葉」の3つが必要なのか分からなかったのが残念である。
それぞれ単独の味からは想像できない,組合せてはじめてその味になるというところが驚きだった。物理的には単なる足し算だが,味覚は単純な足し算になっていないようだ。
Posted by n at 2013-08-12 12:25 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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