nlog(n)

Evernote プレミアム版の1年間無料体験期間が終了した。継続はしない方向で。

昨年スマートフォンを au から docomo iPhone 5s に切り替えたとき，docomo が Evernote プレミアム版の1年間無料キャンペーンをやっていたので申し込んだのだ。

Evernote-premium.gif

その期限がやってきた。

Evernote プレミアムの有効期限が迫っています。

プレミアム版の有効期限は 2015/07/02 までです。引き続きプレミアム機能をご利用いただくには、登録を更新してください。

無料会員は1か月 60 MB の容量しかアップロードできないが，プレミアム版では 4 GB となるので実質的に無制限だと思って使える (現在は本当に無制限になったようだ)。PDF や画像ファイルの中の文字を検索できるのも嬉しい。名刺をスキャンしてデジタル化してくれるのは便利だった。プレミアムの機能は年額4000円だけのことはある (プランをお選びください | Evernote)。

無料だから使ったが，4000円を払って使い続けるかと言われると，それほどでもないかと。Evernote は，高速な検索ができるようにローカルにもキャッシュを持つ。Windows 7 Professional では，次のフォルダ内に保存される。

高速検索は便利だが，ファイルをアップロードした分ローカルファイルの容量も増えていくので嬉しい事ばかりではないのだ。無制限だと思ってじゃんじゃん使っていると知らないうちにパソコンのディスク容量を圧迫することになるからだ。また AutoUpdate フォルダにはインストールしてきたすべてのバージョンのセットアップファイルが保存されているので，適宜削除した方がよろしい。

私の Evernote の位置づけは「名刺保存箱」と「捨てないごみ箱」である。Web クリップは簡単にできるし，スキャンしたファイルも投げ込んで紙は捨てられる。使うか使わないかはあまり考えなくてよいというところがいい。判断を先延ばしにできるのである。捨てるか取っておくか判断に困ったファイルをとりあえず放り込んでおいて，「あれどこだっけな」と思ったら高速検索。

逆にそれ以外の使い方をしないので，プレミアム版を継続しなくてもいいかな的な気分である。無料会員の容量をオーバーしたのは，名刺を一気に整理した最初の頃だけだった (nlog(n): Evernote のサイクル残り 0 日の出来事)。実際，プレミアム版にしてからも無料会員分程度の容量しか使わなかったのである。名刺のデジタル化取り込みができなくなるのは残念だが，プレミアム版にする前にあらかた名刺のスキャンは終了して名刺は捨ててしまっていたので，実のところそれほど恩恵を受けてはいなかったのだ。

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