街の iPhone 修理店を利用する利点はデータ復旧の可能性があることである。ただし基板の交換はできない。
iPhone 5s を水に落としてしまい正常動作しなくなってしまった (nlog(n): docomo iPhone 5s が水没)。どうしようか悩む中,街の iPhone 修理店に行って話を聞いてみることにした。
最近,街で見かけるようになった iPhone 修理店。増えてきたということは,それだけ需要があるということであり,つまり iPhone が壊れやすいということを物語っている (泣笑)。直接修理店に行って,水没した iPhone について聞いてみると親切に教えてくれた。
本体の内部に水が入った場合,どんなに掃除をしてきれいにたとしても,最初についた水分により腐食が進行するので,後々になって不具合として現れることがある。その iPhone を今後も年単位で使い続けようとするなら,修理するよりもアップルストアで全損扱いで交換してもらった方がよいとのことだった。しかし全損だと確実に直るといっても 31,800 円か (iPhone のその他の修理 - Apple サポート)。しかも税抜き価格。税込みなら 34,344 円か… (遠い目)。
街の修理屋の利点はデータ復旧の可能性があることである。アップルストアではデータの保証をしてくれないどころか,消えるのが当たり前なので,中のデータは全部消えるのが前提だと考えておいた方がよい。街の修理屋は,アップルが対応しないところに存在価値を出す必要性から,データ復旧を優先すると謳っているところが多いのである。
残る可能性としては,自分で分解することである。自分で分解して障害のでているところが特定できれば部品の交換が可能である。幸いにして,正規品の同等品が Amazon などでたくさん見つかる。そして部品の値段は思ったよりも安いのである。ちょうど妻が同じ iPhone 5s を持っているので,それと部品を交換してみれば,故障しているかどうかが判断できる。理想的なパターンは,ディスプレイユニットだけが壊れている場合である。それくらいなら自分で交換できそうだ。ただし,最悪のパターンも考えられる。それは妻の iPhone を壊してしまうことである。
自分で分解するために,スクリュードライバーを購入することにした。道具は精度のよいものが安心なので,Amazon のレビューを参考にして評判のよいものを選ぶことにした。プラスドライバーは先端が磁石になっているものにした。分解だけでなく,組み立てもしなければならないからだ。
Posted by n at 2015-07-06 22:19 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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