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Photo 不調の超音波加湿器をニコイチに

不調になった超音波加湿器が2台になったので,基盤を組み合わせたところまともに動作する1台を作ることができた。

■ ■ ■

加湿器の選択

子供が生まれてから加湿器を購入した。空気に十分な湿度があると風邪予防になると言われているからである。喉の乾燥を防いでくれるし,ウイルスの不活性化にもつながると言われているからである (価格.com - [PR企画] 加湿器の上手な選び方とは?Part 1 加湿器がもたらすさまざまなメリット)。水蒸気が空気中に漂う細菌やウイルスとくっついて床に落ちてくれる可能性もあるかも知れない。

加湿器には何種類かあるが,メジャーなものはスチーム式,超音波式と,この2つを合わせたハイブリッド式の3種類である (価格.com - [PR企画] 加湿器の上手な選び方とは?Part 2 加湿器の選び方のキホン)。スチーム式は蒸気の噴出口が熱くなるというデメリットがあり,超音波式は雑菌繁殖の可能性というデメリット,ハイブリッド式は高価であるというデメリットがある。我が家では,清潔にしておけば雑菌の繁殖は防げると考えて,超音波式にしている。スチーム式で子供が火傷をしたり,転倒させて火事になったりするリスクが怖いということもある。

加湿器は,夜寝るときだけ使うようにしている。喉の乾燥に気がつくことができないのは寝ている時だけであるし,加湿器本体が長時間の連続使用には耐えられない設計になっているということもある。

加湿器の購入

Prismate Cute ver. 2 BBH-36

最初に購入したのは,阪和の Prismate Cute ver. 2 BBH-36 である。水タンクに取っ手が一体化してついているデザインの加湿器である。この取っ手を持ち上げると,水タンクだけが持ち上がり,下に本体が分離して置いてきぼりになるという仕様になっている (笑)。したがって,加湿器全体を持ち上げたい場合は,下の本体ごと持たなければならず,取っ手を持ってはいけないのである。

半年くらい使っていると,本体から異音がするようになった。これは水蒸気を飛ばすためのファンの劣化によるものであった。一度修理に出してよくなったが,しばらくすると電源は入るが水蒸気が出なくなってしまった。

不調になったが,捨てずにとっておいた。こういうことをするから物が増えて部屋が片付かないのである (笑)。

Prismate Ms. Mist BBHS-34

次に購入したのは,またもや阪和の Prismate シリーズの製品。今度は円筒形で,水タンクの容量が大きくなった Ms. Mist BBHS-34 である。Prismate (プリズメイト) はみなそうなのだが,水タンクをひっくり返して水を入れる必要がある。もちろん,給水口には栓をするのだが,引っくり返して本体にセットするときに水が垂れることがあるのが難点である。

ある時,突然電源が入らなくなってしまった。どうやら水洗いしたときに,本体内部に水が入ってしまったことが原因のようである。「雑菌の繁殖を抑えるために水洗いして清潔に保つ」という行為が裏目に出てしまったわけである。これは仕方がない。

ふたつの加湿器をニコイチ

これで不調の加湿器が2つになった。保証も切れてしまっているし,どうせ捨てるのであれば,その前に分解して中身を見ておこうと思い,裏ブタを開けてみた。

Prismate の中身
Prismate の中身


すると,さすが同じ会社,同じシリーズだけあって,同じ基盤が使われていることが判明した。左が Ms. Mist 右が Cute で,同じように基盤が電源部と超音波発生部の2つに分かれている。回路は同じで違うのは本体と水タンクの形だけだったのである。不調になった加湿器を改めて見てみると,ひとつは電源が入らず,もうひとつは電源は入るが水蒸気が出ないという症状。そこで,Cute の電源部を外して Ms. Mist の電源部と交換してみたところ,見事に動作するようになった。中途半端な2つのものを1つにまとめてまともなものにするという,これぞニコイチということになったのである (ニコイチ - Wikipedia)。

そして,いくらモノを捨てられない私も,不良が確定した基盤は廃棄したのであった。

まとめ

加湿器を水洗いするときは,本体内部に水が入らないように十分に注意する必要がある。もし壊れてしまっても,中途半端に壊れた2台を合わせると,まともな1台にまとめることもできる。分解すると保証が効かなくなるし,感電の危険もあるのでオウンリスクで。

Posted by n at 2015-10-23 22:48 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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