警察署から電話があり,遺失届の出ていたカバンが届いているという。取りに行ってきた。
最重要のカバンを失くし,ぼんやりとした腑抜けになっているとき,警察署から電話があった。遺失届の出ていたカバンが届いているという。
仕事を休んで池袋警察署に行ってきた。警察の話によると,届けてくれたのは東武池袋駅の職員とのこと。中身を確認したところ現金や商品券を含め通帳,印鑑,パソコンなどすべて無事だった。ありがたい。
しかし,不思議なのは拾ってくれたのが東武だということだ。なぜなら,東武東上線には乗っていないからである。確かに,東武東上線から直通で乗り入れてはいるが,乗っていたのは東京メトロ副都心線で,それはさらに東急東横線に直通になっている。そのため,遺失物を探してもらうのに,メトロと東急にしか問い合わせをしていなかった。まさか東武で拾ってくれるとは思わなかったのである。
遺失物法という法律があって,拾ってくれた人に対して 5%〜20% のお礼をする義務があると定められているそうだ。
物件(誤って占有した他人の物を除く)の返還を受ける遺失者は、当該物件の価格(遺失物法9条1項もしくは2項または20条1項もしくは2項の規定により売却された物件にあっては、当該売却による代金の額)の5%〜20%に相当する額の報労金を拾得者が請求した場合は、拾得者に支払わなければならない(遺失物法28条1項)。
お礼について警察署で聞いてみたところ,鉄道会社なので不要とのことだった。東武東上線の案内所に行って事情を話してお礼を言うと,駅長に伝えてくれるとのことだった。拾って届けてくれた職員さんに伝わるだろうか。
今回は自分の過失で,ほうぼうに迷惑をかけてしまった。本当にありがたかった。こんなことなら Mac を消去しなければよかったなどとも思ったが,それは欲張りな話である。
結果から言うと,おみくじの通りになっていた。「失物は早く出る」と (nlog(n): 全財産の入ったカバンを失くした)。神様のお告げは本当だった。今年こそは神様の言うとおりに生きてみるべきなのかも知れない (nlog(n): 天の神様のいうとおり生きてみる)。
Posted by n at 2016-01-07 17:19 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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