初期化されて戻ってきた Mac に MacOS を再インストールする。再インストール時には,ネットワークに接続しておかなければならない。
iPhone の「iPhone を探す」アプリで,リモート操作して「Mac を消去」した Mac が戻ってきた (nlog(n): 失くしたカバンが見つかった)。
電源を入れて起動すると,PIN コードの入力画面になった。
Enter your system lock PIN code to unlock this Mac.
と表示されている。「iPhone を探す」で設定した4桁の数字を入力してロックを解除する。Mac のアクティベーションが必要なため,Mac はネットワークに接続されている必要がある。
言語を選択すると,次に「OS X ユーティリティ」が起動し,
のいずれかを選ぶ画面となった。試しに「ディスクユーティリティ」を選ぶと,ディスクの情報が表示された。ハードディスクは初期化され,名称は「Untitled」になっていた。OS のインストールイメージは「disk1」として認識されており,これに「OS X Base System」として購入時の OS X 10.9 Mavericks が入っている。
OS の再インストールを選択すると,追加コンポーネントのダウンロードが始まった。回線が遅いということもあり,残り時間は「約6時間1分」となった。時間がかかりすぎである。実際にかかった時間はいくらか短かった。
どうして追加コンポーネントのダウンロードを同時にしなければならないのだろうか。OS をイメージから再インストールした後に,Windows Update のように別にダウンロードするようにすればいいのに。
今回の OS の再インストールで失敗したことがある。コンピュータ名である。コンピュータ名は,ユーザのフルネームからファーストネームを使って作られるのだ。つまり,ファーストネームが Firstname だとすると,コンピュータ名は「Firstname の MacBook-Pro」という名前になり,ファインダで「コンピュータ」に移動すると,ウィンドウのタイトルに表示される。ターミナルを起動すれば,プロンプトが「Firstname-no-MacBook-Pro$」となるのだ。これはとても恥ずかしい。もちろん変更はできるのだが,別にユーザを作ってその別ユーザでログインしてから,目的のユーザの設定を変更するということをしなければならず,結構な手間がかかるのだ (Mac でアカウント名およびホームディレクトリ名を変更する - Apple サポート)。
Posted by n at 2016-01-08 19:14 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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