我が家の読み聞かせは布団に入ってから。部屋の電気を消して,明かりは iPhone のライトを使っている。
我が家の絵本の読み聞かせタイムは,夜に布団に入ってからである。これから寝るのだから部屋は暗くしておかなければならない。しかし,暗いと字が読めない。そこで登場するのが iPhone である。iPhone を使い始めたのが2013年だから,3年間はこのスタイルで続いていることになる。その前はキットで作った LED を使っていたが,暗いという問題があったのだ。
どうやっているのかというと,部屋の電気を消してから,iPhone のライトを点ける。仰向けに寝転がってから iPhone を胸の上に乗せる。これだけである。iPhone のライトは,ウルトラマンで言えばカラータイマーの位置になる。
iPhone のライトは,iPhone 5s + iOS 8.4 ならば,画面の下端から上にスワイプして右下にある懐中電灯アイコンをタップすることでオン・オフができる。
父親の私の両脇には子供がいて,3人で川の字になって寝ている。母親は片付けで台所。父親の身長が一番高いので,「川の字」でいうと真ん中の線が一番長いということになるのだが,そんなことよりも問題は,父親の寝る場所が「布団と布団の間の溝」ということなのである! 細かな問題である。
このスタイルは影絵あそびにも使える。手をかざせば天井に影が映るからである。定番のキツネから,ハト,カニ,イヌ,それから適当な形を作って「何に見える?」という遊びもできる。そしてライトに近づければ影が大きくなるので,「食べちゃうぞ〜」と言いながら手の影をだんだん大きくしたりして遊べる。子供の手の影の方が大人のよりも大きくなったりして楽しい。
「さあ寝る時間だぞ〜」と言うと,子供たちが読んで欲しい本を持ってくる。早く布団に入れば2冊,遅ければ1冊,もっと遅ければ0冊などのルールを決めているのだが,嬉しそうな顔をして持ってくるとついつい許しちゃう。そして父親は登場人物のいろいろな役になりきって本を読むのだ。こんなことができるのももうあと数年だろうか,本が好きになってくれると嬉しいと思いながら。
Posted by n at 2016-07-07 21:45 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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