nlog(n)

Synology の2ベイ NAS である DiskStation DS216j を購入した。ハードディスクはひとまず1台とした。

画像その他のデータファイルは，自宅の Linux サーバに 2TB の外付けハードディスクにすべて保存しているのだが，購入してから7年になる。データはそのハードディスクにしかないので，そろそろ壊れそうで怖くなってきた。先日は4年間使っていた録画用ハードディスクが壊れたというのも不安に追い討ちをかけている (nlog(n): 録画用 2TB 外付ハードディスクが壊れた)。

そこで，今回はハードディスク単体ではなく，NAS を購入することにした。台湾の Synology が開発している，ハードディスク2台で RAID 構成ができる NAS，DiskStation DS216j である。

ハードディスクは Western Digital 社製の 3.5 インチ WD Red 3TB (WD30EFRX) にした。予算の関係で，今回は1台のみ。後で購入して追加する予定である。上の写真はハードディスクを取り付けているところである。下側なので「ドライブ2」になる。どちらに取り付けてもよい。WD Red のインターフェイスは Serial ATA III である。DS216j は 3.5" SATA III / SATA II 対応 (DS216j - 製品 | Synology Inc.)。2.5 インチのハードディスクを取りつけることもできるが，別売のディスクホルダーが必要。

実は，ハードディスクについては評判の良さそうなものをテキトーに選んでしまったのだが，取りつけるときに「これは見たことがないインターフェイスだ」と思ったのである (冷や汗)。

電源を入れると，DiskStation Manager のインストールが始まる。インターネット経由でダウンロードしてきてインストールしているようだ。DiskStation Manager は管理用システムで，Linux Kernel をベースに開発されたものである (Synology Inc. - Wikipedia)。インストールされたバージョンは DSM 6.0.2 で，翌日に DSM 6.0.2-8451 Update 2 への更新通知が届き，更新を行った。

ハードディスクは ext4 でフォーマットされる。ハードディスクが1台の場合，RAID としては自動的に Synology Hybrid RAID (SHR) となるようだ (DiskStation Manager - ナレッジベース | Synology Inc.)。

CPU のモデルは Marvell Armada 385 88F6820 である (DiskStation DS216j | Synology Inc.)。

DSM のインストールが終了すると，次はアプリケーションのインストールである。推奨アプリケーションとして表示される Photo Station, Video Station, メディアサーバー, Audio Station, Hyper Backup, Cloud Station Server, Download Station は全部入れでよい。

Quick Connect のアカウント登録はしておくと便利。この NAS はいろいろな機能を備えているので，しばらくは遊べそうである。というか，すでに寝不足。

2016年11月12日追記: Mac のバックアップサーバにしました (nlog(n): Mac の Time Machine 用ハードディスクを DS216j に接続して移行する)。

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Posted by n at 2016-10-26 21:59 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)