iPhone で Evernote アプリを起動したところ,自動的にお試しプレミアム契約が始まってビビった。
久しぶりに iPhone の Evernote アプリを起動してみたところ,「Welcome to Evernote Premium」と表示されてビビった。よく読むと,お試し1か月間ということだった。
どうしてこうなったかというのは,iPhone が3台目のデバイスだったからだ。Evernote は2016年8月中旬から Basic 無料プランで使用できるデバイスを2台までとしたのである (Changes to Evernote’s Pricing Plans - Evernote Blog, Evernoteが値上げ、無料プランでは同期デバイス数が2台までに制限。現ユーザーにも8月15日以降適用 - Engadget 日本版)。私は Windows の Evernote で名刺を読み込んで Mac で同期するのが通常だったので不都合を感じていなかったが,この度 iPhone で Evernote の内容を見る必要があったため,このデバイス制限にぶち当たったのである。
Evernote の問題点は,検索がし辛いところである。もともと,Evernote は色々なものをすべてぶち込んで,必要なときに取り出せるというのが売り文句だったはずである。しかし,その肝心の検索が「ド下手」。タグとキーワードの組み合わせ検索はいつになったらできるようになるのか。結局のところ,これができないので Google で検索させるようになってしまった。プライベート情報を Google で検索というのは,何だか怖いので使っていない。
プレミアムにはなったが,前回と同様にプレミアムならではの機能は使わない予感がする (nlog(n): Evernote プレミアムの無料体験期間終了)。
Evernote のデバイス制限を Basic 無料プランのまま取り払うには,ノートブックを共有ノートブックに指定して,別アカウントからアクセスすればよいようだ (無料プランのEvernoteベーシックで2台以上の端末を同期させる裏技)。別アカウントは,別メールアドレスで作ることができる。Evernote Web からブラウザで使うという方法もある。この場合はデバイスにはカウントされないからだ。
Evernote をやめるなら,Microsoft OneNote か,先日購入した Synology NAS DS216j のアプリ Note Station へ移行するという選択肢がある。どちらも Evernote データのインポートの手段を用意している (OneNote: Windows 版 OneNote 2016 に Evernote からのインポートのノート - OneNote, Note Station: Evernote メモ帳を Note Station にマイグレートする - ナレッジベース | Synology Inc.)。
収益が上がらないのか Evernote も必死だな,という感じだ。
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