Pokémon GO で 10km のタマゴから「サワムラー」という格闘タイプのポケモンが孵った。
この構え,そしてこの名前。どう見てもキックボクサーの沢村忠 (さわむら・ただし)である。懐かしすぎる。沢村忠をモデルにしたキックの鬼という梶原一騎原作のアニメが放送されたのが1970年だから,ポケモンを作った世代ならこれが分かるが,ポケモンを見たり遊んだりした世代は知らないという,そんなネタである。
メロディーも印象的である。作曲は小林亜星。歌っているのは沢村忠ご本人とのこと。この歌が印象的だったのは,メロディーがいいだけではなく,「歌が下手」なことなのである。微妙に音程を外しているところが引っかかりを生み,印象に残ってしまうのだ。音程が正確なことばかりが大切なことではないという好例である。
「キックの鬼」が放送されたのは,「タイガーマスク」と同じ頃である。タイガーマスクの原作も梶原一騎。タイガーマスクの主題歌を歌っていたのは新田洋で,こちらは音程も正確で歌唱力もあり,メロディーもよくて印象的である。新田洋は後に森本英世という名前で「敏いとうとハッピー&ブルー」のリードボーカルとなり,ヒット曲を連発することになる。そういえば,「敏いとうとハッピー&ブルー」も「内山田洋とクール・ファイブ」も,リーダーの名前がグループ名の最初に冠されているが,リードボーカルではない。子供の頃は「一番目立つ人がリーダー」という認識だったから,リードボーカルがリーダーではないというのは,意味がよくわからなかった思い出がある。
「タイガーマスク」は話の内容も印象的で覚えているが,「キックの鬼」の内容はそれほどでもなかったのか忘れてしまった (笑)。
「しあわせタマゴ」がついになくなってしまったので,ジムバトルで獲得したポケコイン80個で「しあわせタマゴ」を1個購入し,30分間のレベル上げ上げ作戦を行った。最近は,我が家ではこれを「ポケモン進化まつり」と呼んでいる。
今回のお楽しみポケモンは3匹。お楽しみというのは,進化後に新しく図鑑に登録されるポケモンのことである。「ケーシィ」→「ユンゲラー」,「ニドラン♂」→「ニドリーノ」→「ニドキング」,「プリン」→「ププリン」である。「ユンゲラー」は,超能力者ユリ・ゲラーのようにスプーンを持っている。これまた懐かしいネタであるが,このポケモンが登場した2000年にユリ・ゲラーがイメージを盗用されたとして訴えたそうだ (ユリ・ゲラー - Wikipedia)。これは知らなかった。ブームになった1970年代,テレビの前で壊れた時計に念を送ったことを思い出す。
スマホを3台使った今回の進化まつりでは,ポケモンを182匹進化させ,経験値は 185700XP アップ,レベルは29から30にアップした。レベル30になったときに「しあわせタマゴ」が3個もらえてしまった。先にレベル30になっていれば,しあわせタマゴを買う必要はなかった。買ってしまったものは仕方がない。しあわせタマゴは今後も必ず使うアイテムだからだ。
Posted by n at 2016-11-20 19:36 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
Master Archive Index
Total Entry Count: 1957