明朝フォントは Windows XP では見づらいのに,Mac OS X では見やすい。明朝の美しさを改めて見直した。このサイトのフォント指定も見直した方がよさそうだ(「見直す」は2つの意味があるからヤヤコシイ)。
Mac OS X {マックオーエステン}では,フォントがアンチエイリアシング処理されて表示される。Mac OS X 標準の Web ブラウザ Safari も同様の表示になる。Safari を使うと,「明朝」フォントが美しく表示される。今まで「明朝は嫌い」だったのに,「明朝もいいかも!」と考えを新たにした。
Safari でこのサイトを見てみると,本文のフォントとしてゴシックが指定してあるので,「全てが強調」のように見えてしまうことが分かった。
そこで,フォントの指定を外し Safari のデフォルト指定のフォントで表示した。これの方が断然自然。美しくて見やすい。
Windows では,逆に明朝は見づらい。フォントがアンチエイリアスされていないからだ。本文を読む気も失せる。
ゴシックの方が読みやすい。
まとめると,次のようになる。
明朝 | ゴシック | |
Macintosh | ![]() |
![]() |
Windows | ![]() |
![]() |
このサイトでは,スタイルシートにフォントを指定している。
「Osaka」は,Mac の OS が「Mac OS 7.5」や「漢字Talk」だった時代のものだ。Mac OS は,OS 8,OS 9 そして現在は OS X になっている。いい加減そろそろ見直してもいい時期に来ている。ただし,全てのフォントをブラウザの標準にするというのも面白みに欠けるので,「日本語フォントはブラウザ任せ,英語フォントは指定する」という基準にしようと思っている。
ちなみに,Safari で指定できるフォントは「ヒラギノ角ゴ Pro」,「ヒラギノ角ゴ Std」,「「ヒラギノ丸ゴ Pro」,「ヒラギノ明朝 Pro」の4種類になっている。
Master Archive Index
Total Entry Count: 1957
Osakaという文字だけに反応しました(爆)。
実は、15年ほど前に、Mac上のアプリ開発の仕事の経験があり、そのときに知った唯一の名前だったのです。
フォントが綺麗だと、そのまま使ってみたい、という思いに駆られますよね。
MacOS X は、FreeBSDを土台の一部にしているということを聞いているので、使ってみたいOSの一つです。
Posted by: calc at April 07, 2006 09:19(FreeBSDマニアだったものでー苦笑)
Mac OS X を普通に使っている場合は,ベースとなっている FreeBSD を意識することはありません。マウスだけで操作できます。とはいっても,Ruby on Rails アプリケーションを開発する様子を見ると,ただアイコンをクリックするだけの OS ではなく,いろいろなことができそうだということも分かります。楽しそうです。
Posted by: n at April 07, 2006 22:4415分で作るウェブログ
http://www.rubyonrails.org/screencasts
のスクリーンキャストを見ると,オッタマゲます。感動ものです。
来年発売予定の Windows Vista では、日本語フォントが一新されるみたいです。
Posted by: kirin_3 at June 10, 2006 17:14情報ありがとうございました。「RGB各色を個別に制御して中間調で補完する」というアンチエイリアシングの方式が採用されるそうで,見た目はかなり改善されるようです。
Posted by: n at June 11, 2006 00:56http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0508/31/news062.html