熱が出てボーッとしているときに Amazon のロゴを眺めていたら,ウインクしている顔に見えた。
現在の Amazon のロゴには,下にオレンジ色の矢印がついている。これには2つの意味があることが知られている(米Amazon.comが「スマイル」を描いた新しいロゴを発表)。
「笑顔」で「A to Z」なものだから,ニヤリと笑って全てが見つかるということになる。ニヤリじゃなくてニッコリか。
この矢印,普通はにやけた口元に見えるだけなのだが([N] Amazonのニヤッ),逆さにして「への字」に見てしまう人もいる([NS] amazonさんの作り方)。
先週熱に魘{うな}されているときに(nlog(n): 突然の発熱に驚いた),このロゴを眺めていたら,ウインクしているように見えた。
何がどうウインクなのかを説明するために,フリーのドローソフト Inkscape で描いてみた。「m」が長い睫{まつげ}の生えた目に見えたのだ。熱が下がってしまうと,なかなかそうは見えないんだけれども。
それにしても,Inkscape というのはすごいな(Inkscape. Draw Freely.)。簡単な日本語マニュアルもある(Inkscape tutorial: 基本)。FreeSoft.nomaki.jp - 市販ソフト並みのフリーソフトまとめ で紹介されていた。
Inkscape は長年欲しいと思っていたドロー系のフリーソフトだ。ドロー系のソフトはもともと少ない。Adobe Illustrator という定番ソフトがあるのだが,遊びで使うには高価すぎる。
描画情報をベクトルで持つので,拡大縮小しても情報が劣化しない。変形も自由自在。マニュアルを読まなくても結構イケる。
最後の「z」の下側を上に持ち上げる前に,「z」の一番下の両角を選択して「選択ノードを角に」しておくと底辺の変形で角が歪まない。使い慣れていないので,上の図ではできていない(角が丸くなってしまって失敗)。一旦これでロゴを完成させたら,後はノードをクニクニ移動してウインクの形に変形するだけである。
こりゃすごい。かなり便利。
amazon のロゴの歴史については,KOKOGIAK - Amazon.com Logo Timeline が詳しい。少しずつに変わっていく様子が分かる。最初の頃のロゴは,「A」のシルエットに流れてくる川のイメージがデザインされたものだった。
Posted by n at 2006-10-12 01:03 | Edit | Comments (1) | Trackback(0)
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このエントリー見るまで気がつきませんでした。
アソシエイトで1年の半分以上見ているのに。
こういう遊び心を忘れないでおこう。
Posted by: calc at October 13, 2006 04:08