新しい ADSL モデム Aterm WD734GV が届いたので,機能についてまとめておく。早速接続テストをしてみたが,失敗してしまう。もうしばらくはダイヤルアップで我慢することになりそうだ。
先日 ADSL モデムが壊れてしまったので,プロバイダで接続コース変更をした。これまでの 1.5 M bps 接続から,3 M bps 接続にしたのだ。調べてみると,既に 1.5 M bps のコースは廃止されていた。価格改定もされており,3 M bps のコースの接続料金は 1.5 M bps と同額の 3045円(1.5 M 料金: So-net ADSL 料金,3 M 料金: So-net ADSL 料金)。速度が 2 倍で,価格はモデムレンタル料込で同額。これは乗り換えるいいチャンスだというわけで乗り換えた。
回線速度変更のための局内工事日の 11月16日(木) に先駆けて,モデムが届いた。NEC アクセステクニカ製で,型名は Aterm WD734GV(AC),VoIP 機能搭載,専用の無線 LAN カードを本体に差し込むことで無線 LAN アクセスポイントにすることが可能という機種である(Aterm WD734GV)。このモデムはスプリッタが内蔵になっている。宅内の電話線は直接モデムに接続し,モデムから電話につなぐようになっている。
10.5 V の DC を供給する AC アダプタが大きくて異様に重い。重量を測ってみると,モデム本体が 479 g であるのに対し,AC アダプタは 551 g もあるのだった。大きなトランスが入っているのだろう。
持ち歩くものではないので,それはどうでもいいということにして,早速ケーブルを接続してテストみた。しかし,接続できない。ADSL のリンクアップを示す LED が,ゆっくりの点滅から速い点滅になり,その後点灯すれば成功なのだが,またゆっくりの点滅に戻ってしまうのだ。1.5 M bps の契約はそのままだから,接続できてよさそうだが…。16日の工事まで待ってみるか。
ダイヤルアップの生活はまだ続くのであった。
Aterm WD734GV(AC) の主な仕様は次の通り。ファームウェアのバージョンは8.81。このあたりは,知りたい情報なのにあまりオープンになっていないのが困る。
LAN側デフォルトIPアドレス | 192.168.0.1 |
動作モード | PPPoE/PPPoA |
DHCP サーバ | 可 |
パケットフィルタ設定数 | 最大50個 (内18個は設定済) |
ポートマッピング設定数 | 最大50個 |
DMZ ホスト指定 | 可 |
キャリアチャート表示 | 可 |
ブリッジ接続 | 不可 |
Telnet 接続 | 不可 |
SNMP 接続 | 不可 |
2006年11月16日追記:
接続できるようになりました (nlog(n): ようやく常時接続環境が復旧)。
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