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Photo こいのぼりは手作りで

父さんが夜なべをしてこいのぼり作りました。鯉のぼりが好きな女の子もいる。

■ ■ ■

1歳8か月になる娘が,散歩をしているときに鯉幟{こいのぼり}を見つけるとそこから動かなくなってしまう。昨日は,近所の鯉幟が軒並みなくなっていた。恐らく前の晩の雨のためだろう。いつもはあるはずのところを指差して,「ナイ,ナイ」と言っている。5月5日は男の子のお祝いであるが(端午 - Wikipedia),鯉幟が好きかどうかは男女に区別はない。今年のお雛様は,去年のものをそのまま飾ったのであった(nlog(n): 雛人形は折紙で)。手抜きだった。すまん。その代わり,今年は鯉幟を作るよ。

白い布を持っていたので (裏地に使うナイロン製の薄い布),これに色をつけて作ることにした。方針は次の通り。

  1. 鯉の開きを布に描く
  2. 口に針金を通して輪にする

それでは開始。

下書き
下書き


下書きをする。パステルで鱗{うろこ}の輪郭を描いていく。輪にしたときに背びれが邪魔にならないように,「背開き」にする。

片面完了
片面完了


片面の色づけが終わったところ。水彩絵の具を使ったので,雨に当てると一発で色が落ちてしまうだろう。注意が必要だ。下に敷いてある黒い布は,書道用の下敷きである。水を弾いてくれるので便利なのだ。これを敷かないと,絵の具が生地を通り抜けて床に着いてしまい,大変なことになる。

色づけ完了
色づけ完了


色づけが終わったところ。背びれと尾びれ部分をカットする。

口の周り
口の周り


口の部分を袋状にして縫うことにする。まち針なんて使ったのは30年ぶり。

完成
完成


袋の中に針金を通して輪にして出来上がり。黒い「お父さん鯉」も作る。吹流しがないけど,まあいいか。

ぐいぐい引っ張る
ぐいぐい引っ張る


喜んでくれたようで何よりである。夜なべをしたかいがあった。

Posted by n at 2007-05-03 23:56 | Edit | Comments (2) | Trackback(0)
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Comments

うひょー。
父さん、すごいよ!すごすぎる〜。
尊敬。。。
うちも女の子だけで、2〜3歳くらいまでは鯉幟欲しがったけど、もう言わなくなったなぁ。
それはそれでなんだか淋しいんです。

Posted by: KM at May 07, 2007 21:44

2〜3歳くらいまでは欲しがるというのは嬉しい情報です。それなら来年も使えそう。「鯉幟は男の子」なんていうのは,大人が勝手に決めたことです。うちはジェンダーフリーで行こうかと思います。でもそのうち欲しがらなくなっちゃうんですかね。
今日は鯉幟をはこうとしていました。もう少し大きく作れば「人魚姫」という使い方もできるかもですよ。

Posted by: n at May 08, 2007 02:08
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