ここは都内のガソリンスタンド。ガソリンの価格を大きく表示するための看板には,価格が入れられていなかった。
東京都内のガソリンスタンドの横を通りがかったときに,看板に違和感を感じた。ハイオク,レギュラー,軽油,灯油の価格がすべて「セルフ価格」となっていたのだ。
この看板の本来の用途は,走ってくる自動車に,ガソリンの価格が安いことをアピールすることである。大きく価格を書くことで,お客を呼び込むのだ。
しかし,ここは「セルフ価格」となっている。セルフサービスの価格は,通常サービスの価格より安くなる。それは分かるが,これでは価格を表示していないのと同じである。最近はガソリンの価格が高騰しており,都内の場合,1リットルあたりレギュラー140円,ハイオク150円くらいらしい。ここのガソリンスタンドでの販売価格は,結局分からなかった。表示していない理由を考えてみた。
どういう理由か知らないが,価格は表示した方がよい。セルフ価格だって,価格はあるのだから。いったん入ってから,「やっぱりやめた」になるのは,客にとっても店にとってもいいことではない。
ジャパンエナジーと昭和シェル石油、エクソンモービルの石油元売り大手3社が、8月出荷分のガソリン卸値を1リットル当たり3.5〜5円引き上げることが 26日、明らかになった。最大手の新日本石油なども追随するとみられる。これを受け、レギュラーガソリンの店頭価格は、1987年4月に統計を開始して以来の最高値144.1円(昨年9月)を超える見通しだ。夏のレジャーシーズンにガソリン代が家計を直撃する。
電気製品などの「オープン価格」のようなものか。「通常価格はいくらなの? 」「オープン価格です」…さっぱり分からん。何とかならんのか。
Posted by n at 2007-07-29 23:11 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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