Internet Explorer を起動したときに表示されるページが,何度設定し直しても msn になってしまう。これは再インストールしかないかと諦め,作業を始めようかとした矢先,原因が判明した。
Internet Explorer を起動したときに表示されるページは,IE の「ツール」メニューで「インターネットオプション」を選択し,開いたウィンドウの「全般」タブの中の「アドレス」欄で設定することができる。しかし,ここを別のページになるように設定したにも関わらず,IE を再起動すると msn のページになってしまっていた。
環境は,OS は Windows XP Professional Edition, PC は ThinkPad T42 である。
何度設定してもリセットされてしまうので,OS の再インストールも考えたが,偶然にも原因が判明した。ThinkPad には,ネットワークを設定するための「ThinkVantage Access Connections」というツールが付属している。このツールにより,複数のネットワークが登録でき,切り替えることができる。パソコンを持ち歩くことを想定したツールである。原因はこのツールの設定だったのだ。
Access Connections では,登録してあるそれぞれのネットワークに対し,ブラウザのデフォルトページを設定することができる。
設定は,「プロファイル」ウィンドウの「追加設定」タブ内にある。私の今までの設定では,「ホームページの指定変更」にチェックが入っており,URL が msn になっていたのだ。これを試しに Google に変更したところ,IE の初期画面が更新された。これで解決である。「ホームページの指定変更」にチェックを入れなければ,IE の設定が優先される。
この設定は,IE だけでなく Firefox にも適用される。
Posted by n at 2007-11-04 23:08 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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