4月から始めた英語の短文暗唱。使っている例文集をやり終えたので,再度最初からやることにした。しかし,まったく覚えられていない。
この4月から,英語を真面目に身につけようと思い,英語の短文暗唱を始めた。使っている例文集は 鈴木 長十, 伊藤 和夫著「基本英文700選 改訂版」 である。
始めた頃は,「1日覚えていれば,翌日は忘れてもいい」という気持ちで,日本語を見たときに正しい英文が書き出せればOKとしていた。繰り返し回数は3回。しかしその後,例文集も終わりになる頃に「暗唱の回数は最低30回」という,かなり説得力のある情報を知ってからは (nlog(n): 英語の短文暗唱は最低30回),30回繰り返して唱えるようにした。ただし,同じ文を連続して30回繰り返すのではなく,1セットを5回としてこれを6回に分けて繰り返している。主に通勤で歩いているときにつぶやいている。30回の繰り返しは,頭の中に英語の回路を作るのが目的なので,覚えてすらすらと言えるようになったら,その後は忘れてもよいこととする。
そして,700番まで英文を暗記し終わったので,最初の1番からもう一度始めてみることにした。しかし,あー,しかし,うー,覚えられていないことが判明。さすがに年齢がいっているだけに,いや,年齢のせいにするのはよそう。改めて覚えなおせばいいだけだ。それでも若干の進歩はあるようで,最初は1ページ暗記するのに1時間かかっていたが,30分で済むようになっている。覚えるための負荷が減っている感じはする。詳細に解説しているサイトを参考にしてもう一度やってみようと思っている。
さて,今までは,自分の英語の能力がどの程度であるのか,あえて見ないようにしてきた。実力が分かってしまうのが怖かったからだ。結果にショックを受けそうなので,逃げていた。しかし,考えを改め,現実と向き合うことにした。なんてことを言うと,大きな決意を持って大変なことするかのようだが,単に TOEICテストを受験するだけである。
TOEIC の点数で,自分の力がどの程度なのかを客観的に知ることができるだろう。TOEIC(トーイック)とはTest of English for International Communicationの略称で、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテスト
である (TOEICテストとは)。
最初に TOEIC を受験の際の心構えは,「受験勉強をしない」とすることにした。合格か不合格かが決まるテストは,受験勉強が必須である。しかし,単に点数が出るだけのテストであれば,受験勉強はしない方がいい。なぜなら,最初に最低点をとっておけば,その後勉強をすれば点数が上がるからである。勉強して点数が上がることが確認できれば,勉強が苦痛であってもモチベーションでカバーできるのである。さらに,テストで高得点をとっても給料があがったり特典があったりなどということはないので,TOEIC の点を上げるためだけに特化した勉強は必要ない。英語が身についていくにしたがって,自然に点数が上がっていけばそれでいい。
「受験勉強はしない」とは言っても,試験の形式だけは知っていた方がいい。サンプル問題をやって受験対策は完了とした (テスト構成について)。
テストは9月の下旬。少しワクワクしてきた。
2008年10月9日追記:
受験し,結果が届きました (nlog(n): 初 TOEIC の結果が届いた)。
繰り返し学習の記録:
1周目,2周目,3周目,4周目,5周目,6周目
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