口内炎にはなりたくないものだ。「口内炎になってから」ではなく,「口内炎になりそう」な予感がしたときに,軟膏を塗ると口内炎に至らないという。実際にやってみたら本当だった。
口内炎は痛いものである。私がよくなるのは,灰色の斑点 (アフタ) ができるアフタ性口内炎である。私が子供の頃,口内炎で病院に行くと硝酸銀で焼いてくれて一発で治った覚えがあるのだが,現在はこの方法は用いられないようになっている (口内炎 - Wikipedia)。
口内炎になってしまったときの最悪の食材は,カレーなどの辛いものではなく,梅干である。あまりに強烈で飛び上がること間違いなし。
経験的には,口内炎対策の食材としては納豆が効果的である。予防にはビタミンBがいいらしい。しかし,チョコラBBは飲んでみたが効果はよく分からない。
口内炎の予防には,口内衛生が一番だという情報がある。つまり,歯磨きをよくするということだ (いい歯磨きなんて簡単だ。:[mi]みたいもん!,続・いい歯磨きなんて簡単だ。:[mi]みたいもん!)。歯磨きをよくすれば,口臭はなくなるし,口内炎にもならないし,一石二鳥である。
歯磨きをよくしていたとしても,口内炎になるときはなる。疲れがたまってきたりすると,口の中が腫れぼったくなり,歯で頬の裏側を噛んでしまうことがある。これは口内炎的には,かなり危険な状態である。
このような「マジで口内炎になる1日前」状態になったときでも,以前は何もせず,口内炎になってから軟膏を塗っていた。それでも治るには治るが,口内炎の痛さは回避できない。そんなとき,「口内炎になる前に軟膏を」という情報を見つけた。
最近、唇の裏側を噛んでこのままでは口内炎になると思うと直ぐにデキサルチン軟膏(デキサメタゾン)を塗っています。すると傷口が口内炎に至らず治ってしまうことを発見しました。
やってみると,まさにその通りだった。
口内炎になってしまったとき,直接口内炎の斑点に塗りこむ薬としては,有名なものにケナログ軟膏 (トリアムシノロンアセトニド) とデキサルチン軟膏 (デキサメタゾン) がある (どちらもステロイドを含む)。どちらでもいいので,「口内炎になりそうな時」に,夜に塗って寝るだけ。翌日,恐る恐る舌で触ってみると…口内炎になっていないではないか。これはいい。素晴らしい。標語は次の通りである。
「口内炎 なる直前に 軟膏を」
2013年9月30日追記:
口内炎にはリステリンが効果があることが経験的に分かりました (nlog(n): リステリンで口内炎と風邪予防その後)。
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