今年も洗濯機の分解清掃を行った。作業は多少面倒ではあるが,洗濯をするとかえってカビがついて汚れるという危険な状態には陥らないで済む。今年は「部品が余る」というハプニングが発生。
洗濯機の分解清掃は毎年恒例の年末作業となっている。洗濯槽クリーナー液では取りきれない汚れを取るためである (nlog(n): 洗濯槽にカビが)。用意する道具は2年前に揃えた (nlog(n): 洗濯機を自分で分解清掃)。昨年2008年もやっている (nlog(n): 今年もやった洗濯機の分解清掃)。
今年の感想と反省は以下で。
回転する羽であるパルセータの取り外しは,今回は簡単だった。中心部分のネジを外したらそれと一緒にくっついてきたからだ。昨年は吸盤を使っている。
パルセータの裏の汚れは古い歯ブラシで落とすのだが,年々こびりつきが激しくなっているように思える。恐らく,歯ブラシで擦ったときに細かい傷がつき,その溝に汚れが溜まっていくためではないかと思われる。
歯ブラシだと,先端にブラシがついていないため一番奥の汚れがとれない。先端に毛のついているブラシを探すか,あるいは,割り箸に雑巾を巻きつけたようなものの方がいいのかも知れない。
洗濯槽の裏側の汚れも落とせるというのは気分がいい。洗濯槽の底の金属部分はステンレス製ではないので,ひどい赤錆がついている。タワシでゴシゴシするのが精一杯である。
清掃が終わり組み立てが完了したときに,部品が余った。ワッシャーである。大きさから判断して,パルセータの裏の部分に取り付けるものだ。もう一度パルセータを持ち上げてワッシャーを嵌める。パルセータの取り外しは,手をよく拭いておいて指の摩擦だけを頼りに持ち上げた。
妻によれば,パルセータのワッシャー残しは昨年もあったとのこと。
やれやれこれで終わったと思ったときに,ワッシャーどころではない大物が残っていることに気がついた。いやいや失敗失敗。
こちらは昨年にはない新規の忘れ物だった。
「物」ではないが,忘れたこととしては,入水口の水道の蛇口を全開にしておくのを忘れた。水が出ないと洗濯槽が回らない。
洗濯機を傾けたりして作業していると,排水口のホースが抜けてしまうことがある。これをしっかり入れて,抜け防止ピンでしっかり留めておかないと,排水口の下がジャバジャバになる。
パルセータの裏側や洗濯槽の裏側などの,通常は水しか触らない部分の汚れは,歯ブラシのように毛先が尖ったものよりも,柔らかい布か何かの方がいいのかも知れない。ブラシでも布でも汚れは取れるが,翌年も同じように取れるかというと,布の方に軍配があがるように思う。
忘れ物対策はどうするかというと,チェックリストを作っても無駄だろう。「部品は一箇所に置く」でいいのではなかろうか。
Posted by n at 2009-12-08 22:02 | Edit | Comments (3) | Trackback(0)
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すごいな・・・洗濯機を分解して清掃するという発想はありませんでした・・・。勉強になります。
忘れ物をなくすには、手順書しかありません。動画を撮り、次の年にに再生しながらやるってのはどうでしょう?!前向きに
Posted by: zRyu at December 09, 2009 12:14分解! それが出来る! って凄いです☆
自分は やった事がないけど やってみよう! って気にもなれない・・・
それは元に戻す事がきっと出来ない!って思うから・・・
Posted by: maro助 at December 09, 2009 17:48それだと 分解じゃなく 解体になってしまうから・・・
zRyu さん
分解清掃はやると気持ちがいいんですよ。それなりに面倒ではあるので誰にでもお勧めするわけではないのですが。
忘れ物にはやはり手順書ですか。問題は両手を動かしていると,手順書を手にとって見ることはしないということですね。
分解・清掃・組み立てで2時間かかります。動画を撮って見ながらの作業だとすると,去年とのタイムトライアルになりそうな予感が。
maro助 さん
Posted by: n at December 09, 2009 22:17元に戻すには,部品を残さないことが大切です。これホント。
解体は問題ですが,中途半端な組み立てもこれまた問題なわけで。