専用のリペアテープを購入し,寝袋を修理した。専用品だけあって接着力はさすがに強力。はがした時は少しベトつくかも。
弟から借りている寝袋を修理した。寝袋と言えばシュラフ。シュラシュシュシュ〜 (意味不明)。寝袋の縫い目が裂けてしまい,中のダウンが出てくるようになってしまっていたのだ。バンドエイドで応急的に塞いでいたのだが,それにも限界がある。このままでは中のダウンが全部出てしまう! と思い,アウトドア用品関係の専門店にいくつか行ってみたのだが「修理すると言っても,テープを貼るくらい」だと言っている。接着剤は強度的に問題があるとのこと。店に頼んでも修復テープを貼るくらいなら,自分でやろうという訳で,リペアテープを購入することにした。
購入したのは,McNETT 社の Tenacious Tape (Ultra-strong repair tape) である。石井スポーツ新宿店で 735 円也。店員さんによれば,
とのことで,値段だけのことはあるという。さらに店員によれば,アメリカでは,このような専用のリペアテープではなく,ダクトテープを代用して使うのがポピュラーなやり方だそうだ。
アメリカでは,ダクトテープは偉大な発明品だとされているが (ダクトテープ:意外に偉大な20世紀の発明品(上) | WIRED VISION,ダクトテープ:意外に偉大な20世紀の発明品(下) | WIRED VISION),日本ではほとんど聞かない。ダクトを使う需要は一般人にもあるのにねぇ (塩ビ管スピーカー別館 - スピーカービルダーのためのコミュニティー)。そう一般的でもないか。
日本でポピュラーなのは,布製のガムテープだろう。しかし布テープは年月が経つと風邪をひいたり,ガビガビに固くなったりする。「風邪をひく」というのはベタベタになることで,鼻水からの類推である。風邪をひくテープの代表格はセロハンテープである。メンディングテープならベタベタにならない (メンディングテープ - Wikipedia)。セロハンテープは長期的には害悪である。なくなってしまえ! と言いつつ安いからつい買ってしまう刹那的な私が嫌になる。
パッケージを開いてみると,テープの端が「ネバー」となっている。風邪なのか? いや,「ネバー」マインドである (またダジャレ)。
使い方はパッケージの裏に書いてある。
これで完了。
修理後,1か月間で4回ほど使ってみたところ,剥がれてくることはなく,ダウンも出てこないので効果はあったと言える。しかし,力が加わる部分でズレがでてきたところは「ベタベタ」している。ベタベタになるじゃん。
寝袋から出てきたダウンは毛足が長く,寝袋の品質の良さを物語っていた。
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