バーコードリーダーのおもちゃが壊れて直してみた。抵抗とコンデンサだけで音が出るのかと思ったら,謎なチップが隠されていた。
バーコードリーダーのおもちゃが壊れた。幼児雑誌についていた付録で,バーコードが読めるわけではなく,「バーコードを読むような感じで」モノに押し当てると,ピッというだけのもの (ベビーブック2009年2月号の付録)。それだけでも子どもには十分楽しめるおもちゃで,おままごとのレジに何度も並ばされる身にもなってみろ (?)。需要はあるようだ (おもちゃのハンディスキャナーを作りたい - BIGLOBEなんでも相談室)。
そのおもちゃが壊れた。中を開けてみてみると,バッキリと割れている。なるほどさすがはママのケツ圧はすごいやということは内緒である。
切れた回路を無理やりつないで修復した。
回路のパターンを見てみると,抵抗とコンデンサだけでできているように見える。これは簡単。と思ったが,写真左下の黒く盛り上がっているところに謎のチップが入っているようだった。
回路図を書いてみたものの,謎のチップは謎のままで,これ以上なにもできないのであった。
同じおもちゃが同じ理由で壊れて修理したという人がいて (トラブルシューター: 県西おもちゃ病院(2009/03)),自作されているのだが,回路がどうなっているのかは不明。LMC555 を使って,工夫を加えているようだ (トラブルシューター: ピッ!音発振回路(第2弾))。
回路を考えるところからやるというのは無理。
Posted by n at 2011-09-19 01:57 | Edit | Comments (2) | Trackback(0)
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はじめまして
Posted by: トラブルシューター at September 19, 2011 06:38トラブルシューターです。
ブログをご覧になり、トラックバック有難う御座います。
黒いのは正式名TOB(チップ・オン・ボード)というもので、中身のICチップを酸化、湿度から防ぐために樹脂で固めたものです。チップ内のメロディIを記憶させています。中国では、屋外で内職感覚で製造しているので1年程度で壊れる例が多いです(おもちゃは1年持てば良い?)。日本ではクリーンルーム内で作られますが。
電子的な故障でお悩みの時は遠慮無くメール下さい。出来るだけ対応します。
トラブルシューター さん
Posted by: n at September 19, 2011 09:28コメントありがとうございました。樹脂で固めることには意味があったのですね。
最近のおもちゃは必ずといっていいほど電子回路が組み込まれているので,故障で悩むことは多いです。
そのうちヘルプをお願いするメールをするかも知れません。