nlog(n): 遅い春の嵐は春二番か

Sat March 31, 2012

遅い春の嵐は春二番か

昨日，今日と南からの強い風が続いている。今年は春一番がなかったというから，もしかすると今日の風は春二番?

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春一番，春二番，砂ぼこり

春一番とは，立春から春分の間に，その年に初めて吹く南寄り（東南東から西南西）の強い風のことである (春一番 - Wikipedia)。

最初に吹く暖かい強風であれば春一番だと思っていたのだが，「立春から春分の間」という条件がついていた。期間限定なのである。今年2012年なら，2月4日から3月20日までの間ということになる。そして，今年，春一番は「発生せず」なのだそうだ。直近で「発生せず」の年は2000年だったので，12年ぶりのことになる。

昨日30日と，今日31日は暖かくて強い風が吹いている。昨日が幻の春一番だとすると，今日は春二番になるのかも知れない。春一番は気象用語だが，春二番は俗称だとのことだ (春二番とは - 日本語表現辞典 Weblio辞書)。

黄色に煙る空

さて，川越やふじみ野近辺では，強い風が吹くと土が舞い上がり空が黄色くなる。上の写真で，空の上の方は曇の灰色なのに，下の方が黄色く霞んでいるのが分かる。

今日のは，前に進むのにも大変なくらいのものすごく強い風だったが，これほど強くなくても黄色い砂はベランダに飛んできて，干してある布団にもやさしく降り積もることになる。花粉も飛んでくるので，布団を取り込む前には念入りに払い落とさなければならない。しかし，強く叩き過ぎると布団の綿が痩せていくので，そのあたりの加減が非常に難しいのである。