TOEIC テストの5回目を受験した。果たしてその結果は…何と激減!
先日受験した TOEIC Institutional Program (TOEIC IP) の結果が届いた。団体特別受験制度という,組織内で行われる TOEIC テストのことである (TOEICテスト|団体特別受験制度(IPテスト)について)。受験料は 4000 円。1年に1度受けているので,5回目ということは5年目ということになる。
今回のテストファームは「T1S218」。問題用紙の表紙に印字してある記号番号である。©2012年となっていたので,今年の問題のようだ (TOEIC IP は過去問が使われる)。
試験中の状況としては,今回は,前回に引き続きリーディングを全問やり遂げることができた。最後のマークを塗りつぶしてから1分後に試験終了だった。昨年2011年は試験終了の合図と同時にマークも終了 (2011年受験)。2010年は5問残し (2010年受験),2009年は15問残し (2009年受験),2008年は20問残し (2008年受験) だった。
去年と同じように,マークシート対策として,今回も鉛筆を使った。子どもの持っている鉛筆を拝借して試験会場に持ち込んだ。鉛筆の硬さは B である。TOEIC では HB が推奨されているが,B の方が濃くマークができるからである。
やはり,例年通り,試験開始と同時に緊張感が高まるからか,手が震えて上手くマークできない。できるだけ丁寧に塗りつぶすように心がけて平静を取り戻すようにした。
去年2011年は「分かる…分かるぞ!」というムスカのような気分だった。今年は,あり得ない選択肢のときは「ないわ〜,それはないわwww」というミサワの気分が味わえた。つまり,よく聞こえたということである。
リスニング問題のときの対策としてよく言われている方法に,各問のナレーションの始まる前に問題文を読んでおくという「先読み」という技がある。これは,TOEIC テストだけ,しかも中級者に限って有効な方法である。「中級者だけ」というのは,上級者になれば先読みせずとも余裕をもって回答できるからである。もし質問が日本語だったら,問題文を先読みすることなどせず,ナレーションをすべて聞いて状況を頭に記憶した状態で,問題に取り組むだろう。つまり,英語のナレーションだけですべての状況を記憶しておくことができないから,先読みが有効なのである。
「先読み」というのは,問題ナレーションが聞こえている最中に,文字を読んでいくということを意味している。つまり,テクニックとしては,注意力の切り替えが必要なのである。先読みしている間も,ほんの少しはナレーションを聞いていなければならない。そうしないと,次の問題に入ったとしても気が付かないからだ。
そしてここに迷いが生じる。迷うことで集中力が散漫になってしまい,結局,どちらにも集中できずに共倒れになる可能性があるのだ。しかし,今回も迷ってしまう場面が何回もあった。
その,地獄のミサワ的気分にもなれた試験の結果は…!
受験日 | Listening | Reading | Total |
2012-12-11 | 370 | 400 | 770 |
オーノーwww ヨーコーwww !!
前回までの得点は以下の通り。上になるほど新しい日付になっている。
受験日 | Listening | Reading | Total |
2011-10-12 | 375 | 460 | 835 |
2010-09-30 | 410 | 385 | 795 |
2009-09-30 | 335 | 350 | 685 |
2008-09-29 | 285 | 315 | 600 |
せっかくこれまで単純増加を続けてきたのに,この体たらく。2年前以下の点数に逆戻りですよ。
「今回は手応えがあったから,もしかして900点超えか!?」などとぬか喜びしていた自分に冷や水が思い切りかかったような気分ですよ。あ〜。まだまだですなぁ。
この1年でやった音読トレーニングは,以下の教材を使った。トレーニング法はおなじみのやつである (nlog(n): 若い頃の自分に教えたい英文音読トレーニング法)。
お気に入りのポッドキャストは,昨年と変わらず以下の2つである。
TOEIC の目標は900点を超えるということに設定している。そして今回,目標は達成されなかったどころか2歩下がった。今日予定していた祝杯は,また今年も中止となってヤケ酒に変更 (泣)。
負け惜しみを言っておくと,私は TOEIC の点数を上げることだけを目標にしてはいない。「英語が操れるようになったと思ったら,いつの間にか高得点」を目指している。これを目標とする場合,「実践ビジネス英語」のビニェットの音読はとても効果的である。しかし,量が多すぎるのがキビシィ〜のである。もうやめようかと (言っていることが逆〜)。
ではまた来年!
2013年11月29日追記:
6回目を受験しました (nlog(n): 受験6回目 TOEIC の結果)。
Master Archive Index
Total Entry Count: 1957
こんにちは。1年ぶりです。勝手にライバルCです。nlog(n)さんのたどっている道がまさに自分と全く同じなので、ホントに驚いている次第です。私も去年810あったのですが、今年6月試験で775。泣けるくらいモチベーションががた落ちしましたが、踏ん張って11月試験で820へ戻しました。私も受験テクだけで点数を上げるのはポリシーに反しますので、そういうことは極力していません。いまは単にプラトーに入っているだけです。お互い900めざして気長に頑張ろうではありませんか。
Posted by: C at December 22, 2012 10:08C さん
Posted by: n at December 22, 2012 19:25これまでは点数が上がるばかりだったので,努力と結果は比例するのだと思っていましたが,そうでもないのですね。「やればやるほど悪くなる」ような気がして落ち込んでいましたが,Cさんも同じ道を歩んでおられるとのことで,安心(?)しました。「今は単にプラトーに入っているだけ」と思うことにします。めげずに引き続き頑張りましょう。