「実践ビジネス英語」のビニェットすべてを音読するトレーニングについて,2週間で1レッスン分を完了させるための計画と半年間続けた結果についてまとめる。
半年前に NHK のラジオ講座「実践ビジネス英語」を使って音読トレーニングを始めた (nlog(n): 「実践ビジネス英語」で音読トレーニング)。音読の対象は「ビニェットすべて」。実際にやってみると非常に負荷が高い。途中めげそうになったが,慣れれば何とかいける。ただし,スキマ時間はすべて音読トレーニングに費やすことになった。
「実践ビジネス英語」は1週間に3回放送があり,2週間で1レッスンの構成になっている。これまでやってきた音読は書籍が対象だったので,実行する期限が決まっていないため,自分のペースでトレーニングをすることができた。しかし,「実践ビジネス英語」の放送に合わせてトレーニングをしようとすると,期限を守らなければならない。そこで,書籍対象のトレーニング法 (nlog(n): 若い頃の自分に教えたい英文音読トレーニング法) を修正する必要があった。
音読計画は以下の通りである。ラジオの放送は,水・木・金にあるが,仕事時間の関係で聞くことができないので,ストリーミング放送が基準になる。ストリーミングは1週間遅れの月曜日配信なので,音読計画も月曜日始まりにした。
レッスン | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 合計回数 |
第1回 | 30 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 80 | ||||||||
第2回 | 30 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 80 | ||||||||
第3回 | 30 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 80 | ||||||||
第4回 | 30 | 15 | 15 | 10 | 10 | 80 | |||||||||
第5回 | 30 | 15 | 15 | 10 | 10 | 80 | |||||||||
第6回 Graffiti Corner | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 80 | ||||||
第6回 Talk the Talk | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 40 |
基本は1日で1放送分にした。放送をよく聞いてからでないと,間違った発音や間違ったイントネーションで覚えてしまう危険性があるからだ (実際に間違って練習してしまったことがある→nlog(n): 「実践ビジネス英語」を味わう - Shopping Online and Offline)。ただし,Graffiti Corner と Talk the Talk は別で,放送を聞く前に始めることにした。日曜日は休みにして,もし平日に時間がなくて積み残している場合は,日曜日にやっていた。
音読回数は合計80回。英文を見ながら15回繰り返した後は,日本語訳を見ながら残りの65回を行った。もちろん,英文15回で暗記はできないので,日本語訳を見ながらも繰り返し英文を見ることになる。それでも合計で70回も繰り返せば,日本語訳を見ただけでスラスラと英文を発音できるようになり,75回からは表情をつけて流れるように口から英文が出てくるようになった。これには自分でも驚いた。
ただし,スラスラと英語がしゃべれるのはビニェットの内容だけである。そして,いまだに新しいテキストを見ても一発で内容は把握できないレベルである。まあ,語学のテキストであるから,常に新しい表現を盛り込んでいるからかも知れないし,逆に,一発で分かるようになったらもうその語学講座は卒業ということになるだろうし。
テキストから離れた場合,that 節を使った英文が口から出てくるようになった。これはかなりの進歩である。that 節が使えるということは,何から話し始めて,どう修飾していくかという勘が働くようになったということである。つまり,多少は「喋りながら次にいう言葉を考える」ということができつつあるということだ。これは嬉しい。
それにしても全文音読でほとんど暗唱するというトレーニングは,効果が高いものの,負荷もとんでもなく高いので,続けるのは苦しい。ひとまずは,一旦ここで終了することにする。
Posted by n at 2013-04-29 21:57 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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