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misc 倒立練習は着地に注意

「倒立ができるようになりたい」その夢は1か月後に儚くも散った。足の指を骨折したからだ。

■ ■ ■

「逆立ち10秒間」を今年の目標にした (nlog(n): 2013年の抱負)。しかし,練習を始めて1か月後,足の指を骨折してしまった。着地に失敗したのが原因である。

朝,目が覚めてから布団の上でストレッチと簡単な筋トレをやるのが日課になっている。今年に入ってからはこれに倒立の練習が追加された。

倒立の練習は,壁に向かってやっている。支えなしでは立っていられないからである。最初は,壁に背中が向くように壁を使おうと努力したが,体が持ち上がらない。若いころは難なくできたことでも,歳をとってからは難しい。そこで,壁に腹が向くようにした。その方向だと,壁に足でよじ登っていくことができ,一番上まで足がたどり着くと自動的に倒立の状態になるからである。

しかし,倒立の状態から戻るときに,注意を怠っていたのである。下は布団になっていて,足を着くときにその布団を巻き込んでしまい,「ボリッ」というイヤ〜な音がした。着地の失敗には,風邪をひき始めたこともあって,少しフラフラしていたというのにも原因がある。

1月の終わりのことだった。

翌日,風邪薬を処方してもらうついでに,足の指も見てもらったが,「様子見でいいでしょう」という診断だった。不幸だったのは医者が「内科医」だったことである。

歩くと痛みが出るので,冷湿布を足の指に巻いて過ごしていたが,痛みは治まらないし,腫れも引かない。そこで,整形外科の医者に診てもらった。曰く「あ〜,1か月経っちゃいましたか」。何を言っているのか分からない。「レントゲンを撮ってもいいけど,骨折していたとしてもその痕跡が分かるだけで,治療方法が変わるわけではないですよ」とのこと。しかも特別な治療法があるわけではなく,必要なら添え木をするくらいだそうだ。手の指の骨折だと,動きの問題があるのでリハビリが必要だが,足の指は曲げる必要もほとんどないのでリハビリも不要。冷湿布はしても構わないが,したからといって早く治るわけではないとのこと。「あ〜,1か月経っちゃいましたか」について再度確認したが,1か月前でも治療法には関係がないとのことで,余計なことを言うなっつうの。

そしてようやく痛みが引いたのが4月である。2か月もかかってしまった。腫れはまだ残っている。これは絶対に骨折だったな。

というわけで,「倒立を練習するときは着地に注意」である。

「家に帰るまでが遠足です」「木登りの名人は,木登り自慢する若者に,地面に降りる直前で注意した」が思い出される。同じことである。でも分かっていてもやっちゃうの。「今後は」注意します。そしてまた練習を始めてみることにしたのであった。ちゃんちゃん。

Posted by n at 2013-05-01 22:58 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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