遅ればせながら正月飾りを神社に持って行ったら先客がいた。
正月飾りは正月明けに神社で焼いてもらうとよい。しかし,お焚き上げやどんど焼きは,環境問題が叫ばれる世の中では次第に難しくなってきているし,住宅街での煙も問題になりやすいため減りつつあるようだ。焼いてもらわないとしても,神社に納めれば気持ちが落ち着くものである。
実は,ほぼ1年前になる今年の正月飾りをまだ持っていたのだった。納めるタイミングを逸してしまったからである。来年用の正月飾りを用意する前に何とかしたいと思い,年末の今頃になって,今年分の飾りを神社に納めに行った。
そうしたら何と先客がいた。しかも山積み。みなさん同じようなことを思っているということなのか。しかし問題は,納札所に入りきれないものが外にはみ出し,見た目ゴミ捨て場と化していることだ。ダルマとかいいんだろうか。
ここまでになっていると若干心苦しいところがあるが,我が家の正月飾りも納めることにした。燃やすときのことを考えて,包んであったビニール袋は家に持ち帰ることにし,本体だけを納めた。
お賽銭は気持ち多めにすることで勘弁してもらえるだろうか。
納札所は「のうさつしょ」と読むらしい。もし同じ読みの「悩殺処」なるものがあるとすれば,そこは煩悩全開な,神社とは正反対な場所のことだろうと思う。
Posted by n at 2014-12-30 04:19 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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