nlog(n): 毒をもって毒を制す的な花粉症に杉のお茶

Thu March 17, 2016

毒をもって毒を制す的な花粉症に杉のお茶

スギ花粉が飛ぶこの季節，花粉症対策にスギのお茶。副作用もなく，市販薬くらいには効き目あり。

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毎年，春になると杉の花粉が飛散して，花粉症の人はつらい思いをしている。妻と子供が花粉症で，目をこすったり鼻水をジュルジュルすすったりしている。

妻は花粉症の市販薬を飲んでいたのだが，去年からスギとヒノキが入っているほうじ茶「杉檜茶」に切り替えた。市販薬は，のどが乾いてヒリヒリするという副作用があったが，杉檜茶にはそのような副作用はないとのこと。あえて言うなら，おしっこの回数が増えるくらいである。お茶を飲むのだから当然である。杉檜茶のいいところは，子供も分量を気にせず飲めることである。お茶を飲んでから1時間か2時間で効き始める。妻はこのお茶を飲むようになってからは，花粉症で眼科を受診しなくてよくなったと言っている。花粉症の症状がまったくなくなるほど効くわけではないものの，かなりの効果はあるといえる。欠点は持ち運びにくいということである。水筒に入れれば持ち歩けるが，遠出や旅行には向かない。

杉檜茶のパッケージには次の文句がある。

昔から、春山に入る山師はその杉を煎じて飲んだという

ほうじ茶に入っているのはスギ花粉ではなく葉であるが，「毒をもって毒を制す」のような理屈である。作り方はティーバッグを鍋に入れて煮出すだけ。最初はヤカンで作っていたが，子供も飲み始めたためたくさん作れる鍋に変えた。入れ物を鍋に変えてもティーバッグは1個だけで変わらないので薄まっているだけという気もするが，最初から多くの水で煎じたほうがいい。

値段は市販薬と同じくらい。効き目には個人差があるし，これは民間療法でもあるので，最初から大量に買わないほうがよい。わが家では，最初に1袋 (ティーバッグ15個入り) を購入して試し，効き目があることを確かめてからまとめ買いをした。まとめ買いは，6個セットで5400円というのがお買い得である。