黒川裕一著「こなれた英文を書く技術―ワンランク上のライティングを可能にする8つのワザ」の音読を始めた。
ようやく「英検Pass単熟語1級の付録」の音読トレーニングが終わった。始めた頃にブログで予想した通り,1年がかりだった (nlog(n): 「英検Pass単熟語1級」で語彙増強)。その本の単語が実際に覚えられているかどうか,というのが少し気になるが,チェックしない。覚えていないことが明らかになるのが怖いからである (笑)。
しかし,「英検Pass単熟語1級の付録」の音読トレーニング中に英語に対する感覚の変質があった。これは特筆すべきことである。その感覚というのは,英語独特の修飾のしかたに慣れてきたというもので,例えば,文頭に何を持ってくれば that で修飾することで徐々に詳しい説明を追加してけるのか,ということがなんとなく分かってきたというものである。それと同時に,前から修飾する言い方はなかなかに難しいということも分かってきた。
英語でかなりのことが言えそうになってきたぞという反面,言いたいことが英語にならないという忌々しい感じもまた増大した。
さて,そんな状態の中,ボキャブラリービルティングの成果を確認しないまま (笑),次の教材に突入することにした。使用するのは 黒川裕一著「こなれた英文を書く技術―ワンランク上のライティングを可能にする8つのワザ」である。「8つのワザ」という独自の視点でまとめられていて興味深い。
Chapter 4 では,「コンマ」「コロン」「セミコロン」の使い方について言及されている。最後の「断定を避ける」「読み手に配慮する」あたりを身に着けたいものだ。
トレーニング方法は,あいも変わらず音読である (nlog(n): 若い頃の自分に教えたい英文音読トレーニング法)。繰り返し回数は80回に設定した。終了するのは,早くても半年後くらいになりそうだ。
2012年10月9日追記:
読み終わりました (nlog(n): ちょっとツンデレ「こなれた英文を書く技術」)。
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