TOEIC テストの7回目を受験した。対策を何もしなかったとはいうものの,こりゃないだろ的な点数に落ちてしまった。
先日受験した TOEIC Institutional Program (TOEIC IP) の結果が届いた。団体特別受験制度という,組織内で行われる TOEIC テストのことである (TOEIC法人向けサイト|申込・実施の流れ|TOEICテスト 実施要領)。受験料は 4000 円。1年に1度受けているので,7回目ということは7年目ということになる。初受験のときに1年生だった小学生はもう中学1年生である。それなのに…それなのにオイラってば…。
今回のテストフォームは「T1B451」。問題用紙の表紙に印字してある記号番号である (TOEIC IP は過去問が使われる)。これまで,ずっと「テストファーム」だと思っていたが,どうやら「テストフォーム」というらしい。
試験中の状況としては,リーディングは時間切れで,最後は「塗り絵状態」になってしまった (泣)。あと3分という時点で残りの解答欄は10個が空白 (汗)。これはいかんと思って,5個は「問題を見ずに答の選択肢だけを見て回答を推測する方法をとり,最後の5問は一列に BBBBB!!! ビビビのねずみ男かよと呟きながら塗りつぶしていいた。「ウッシッシ」と大橋巨泉を思い出しながら CCCCC とやってもよかったのだが,どちらでも同じことである。そして B でも C でも,こんなネタ,分かる人が少ないぞ。昨年も,その前の年も時間内に終わらせることができていたのに,この体たらくである。4年位前の状態に戻ってしまった。
リーディングの時間は75分間である。問題の100問は,Part 5 が40問,Part 6 が12問,Part 7 が48問という割り当てになっている (テストの形式と構成)。今回は,Part 5, 6 を終えたところで残り時間が45分だった。試験のときは「快調なペース」と思っていたが,冷静になって考えてみると Part 5, 6 で30分というのは時間をかけ過ぎなのだった。Part 5, 6 は簡単な問題だからである。もっと素早く終わらせて,Part 7 に55分かけるくらいでないといけない。
簡単な問題でもじっくりとやってしまう性格が災いしている。
今年はまったく準備をしなかった。過去ログを見ると (2013年の様子),昨年も準備をしなかったとあるから,純粋に英語処理能力が落ちてしまったのではなかろうかと疑いたくなる。
リスニング問題は,とてもよく聞き取れるものと,まったく聞き取れないものに分かれていた。一番困るパターンは「A じゃない,B でもない,とすると C だな」と思って,B のナレーションが終わった瞬間に C を塗りつぶしていると,聞こえてきた C が違う場合である。「答がねえよ!」そして,せっかくの二択となった A と B の選択肢は忘却の彼方へと消えているため,当てずっぽうになってしまうのだ。去年もそうだったようで,言葉は違うが同じことを書いている。
それにしても,なんだな,一番苦手なのは,あのオーストラリア人の男性のナレーションだ。クチャクチャっと早口でしゃべるのはひどい。みんながあんなしゃべり方をするのなら,オーストラリア人とは友だちになれないぞ。
気になる今年の結果は…
受験日 | Listening | Reading | Total |
2014-12-10 | 400 | 375 | 775 |
前回までの得点は以下の通り。上になるほど新しい日付になっている。
受験日 | Listening | Reading | Total |
2013-11-14 | 445 | 395 | 840 |
2012-12-11 | 370 | 400 | 770 |
2011-10-12 | 375 | 460 | 835 |
2010-09-30 | 410 | 385 | 795 |
2009-09-30 | 335 | 350 | 685 |
2008-09-29 | 285 | 315 | 600 |
今回はまた700点台に戻ってしまった。795→835→770→840→775 という,800点を境にして前後するという進歩のない状態で,平均するとここ5年間は点数が伸びていないということになる。
この1年でやった音読トレーニングは,NHK のラジオ講座「実践ビジネス英語」のみである。教材は2012年度と2013年度に使ったものをリサイクル。方法は以前まとめたものと基本的には同じだが (nlog(n): 「実践ビジネス英語」の2週間音読計画と実践結果),ラジオ放送と同期していないので,1レッスンに2週間はかけず,1週間から10日で終わらせている。音読の繰り返し回数は40回に設定。
ポッドキャストは少し聞いているが,詳しくは別の記事にしようと思うので,ここはスキップ。
TOEIC の目標は900点を超えるということに設定している。そして今回も,目標は達成されなかった。それどころか800点にも満たず,大きく後退してしまった。
英語に使っている時間は,1日平均1時間から1時間半である。通勤途中と昼休みは音読にあてている。「英語は勉強ではなくトレーニング」だと思ってからは,音読を繰り返すことが,やりたくないほどの苦痛ではなくなった。英語に関しては同僚や上司から頼られるようになってきたし,長めの文も覚えていられるようになってきた。それでも点数が上がらなければ,上達した気がしたのも思い過ごしということになる。ブログを書く時間を削って英語に当てているのに,上達した証拠がもらえなければ,モチベーション維持にも限界があるというものではないか。「もうダメポ」になりそう。それでももう少し続けてやるか。
それではまた来年!
関連記事:
2015年12月22日追記:
8回目を受験しました (nlog(n): 受験8回目 TOEIC の結果)。
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